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田野ユタカのLIVE後記-106


田野ユタカ LIVE '25 卯月
“snow flake”


於:吉祥寺“曼荼羅”
2024年4月4日(土)

出演:田野ユタカ
OA:まつむらあきひろ with モリヤミヤウチ



 【snow flake】

 前回12月LIVEの新曲“snow flake”。幅広くご支持を戴きました。

 アンケートで「次回は春ですが、桜を雪に見立ててこの曲を是非もう一度」との伝言。
 ほ~、なるほどね。そのアイデア戴いてLIVEタイトルにしちゃいましょ♪
 更に新曲は桜を雪に見立てた物語を考えましょ♪
 どうですか~?お客さ~ん!ん?いないし(^^; この日は?ご欠席?
 こんなエピソードが如何にもLIVE。永くやらせてもらっている醍醐味です(^-^)v
 今回のLIVEのCONCEPTは、そんなあるお客様の閃きから生まれました\(^o^)/


 【LIVE 一部】
 OAはまつむらあきひろ with モリヤミヤウチ♪
 もうすっかり定着し、お客様も楽しみにしてくれるようになりました。
 前回からサックスのモリヤミヤウチ氏が入り、更にグレードアップ♪
 「ピーヒャラ」「通り雨」「窓辺の花」を熱演。
 構成も毎回工夫があって楽しいネ♪

 さて田野の番。折角だから二人を引き止める引き留める(笑)
 まずは「あの日の少年」でLIVE inn。
 次いで「Tokyo City Lights」。CDのJoseっちのギターパートをSaxで。
 深野さんのコーラスパートをまつむらあきひろがしっかり準備して来てくれた。
 二人を解放(笑)した後は「主のない部屋」を。
 そしてLIVEタイトル曲「snow flake」をここでご披露する流れ。
 実は昨年一回も歌わなかった(選曲に漏れた)「綺麗事のマジシャン」をここで。
 そして「終曲~フィナーレ~」という卒業Song系で一部を締め括りました。
 新旧がいい塩梅で入り混じった構成のように思え、時間が早く感じました。


 【LIVE 二部】
 二部はまず「ブルース色の雨に濡れてる」をまつむらさんに入って貰ってご披露。
 ブルースハープとコーラスとに活躍してくれる頼もしい甥っ子シンガー♪
 再び一人で、この時期の定番曲「SAKURA」を歌います。
 ここで前出の新曲「桜ふれいく」をご披露。泣いてくれる方も少々の童話作家でした。

 ここで今回はカバー曲として、武田鉄矢さん作詞、深野義和さん作曲の
 映画どらえもん「雲の王国」の主題歌「雲が行くのは」に挑戦。
 名曲は実際に歌ってみると更に深く世界観に浸り触れられる気がします。

 更に佐藤房夫さん作曲の十代の頃の作品「えぴろおぐ」を。
 そして佐藤房夫へのレクイエム「啼けない狼」。終盤へ加速します。

 モリヤ氏innしての「イルミネーション」with Sax♪
 サックスが入る前提で作ったかのように、その音色が艶っぽい曲。
 昨日今日一緒にやってるとは思えないモリヤ氏のハマり具合が心地好い。

 そしてラストは「Real Road」を。
 まつむら氏とモリヤ氏にそのままサポートしてもらっての歌唱。
 彼らの音楽への真摯な姿勢と準備、
 そして本番を楽しむスタンスがお客様にも伝わってステージが華やかだ♪


 【アンコール】
 まず「Studio R/D」。
 お客様も大合唱。もう定番ですね♪

 そして再び一人でこの日は「高知城の桜~おしろのさくら~」をしっとりと。
 作詞の紺野あずさ先生と昔作った戯れsongながら、深いい曲に育って来ました♪

 本日はこれにてLIVE終演です。


 【お客様】

 新潟から昔深野さん提供の名曲「渚のレナ」でデビューしたN氏。
 昨年9月にも来てくれたのだが、
 不完全燃焼(笑)を補足しに今回も足を運んでくれた。。
 やはり昨9月のLIVEで大人の狡さや逃げを一番見せたくなかったJCのKちゃん。
 よかった。来てくれた。何とめでたくもこの春、晴れてJKとなられるそうでおめでと~♪
 幼少期から来てくれてた彼女。JKになっても来てくれるかな?
 お客様とも一緒に成長を見守って来た彼女の青春に幸多かれ♪

 女優の松下京子さんはお久しぶりです(^-^)/
 橘和希さんも津山さゆりさんも音響の加トさんもY紀さんやMちゃみの顔も見られた。
 冬に西崎みどりさんの歌芝居でご同席した女優の星山万理さんが初めましてで客席に。
 今回は不思議と鉄板のお客様のご欠席が重なりどうなるかと思ったけれど、
 客席は盛況だ。お客様の層が厚くなって来てくれている気もする。
 それはやはり過去の貯金に胡坐をかいてLIVE乗り切ろうとか
 熟そうとか捌こうとする輩には到底達しえない世界観に思える。大事にしたい。


 【アンケート/新曲】
 新曲の"桜ふれいく"が伝わってくれたようです。
 都内で頻発する桜の古木の崩落事故。
 それを未然に予防する為に成される剪定により、
 近所の銘木たちも無慈悲に姿かたちを変えざるを得ない。
 自分と同年代以上の樹齢が多いだけに、尽く剪定されていく桜の
 一本一本に歴史や人知れない物語があるのだろうなぁ。
 その中のたった一つの物語を想起して歌にした桜の古木たちへのレクイエム。

 桜の根本に産み落とされ、一人で泣くばかりの儚い命を救おうと、
 桜の木は時季外れに狂い咲いて花を散らせた。
 その桜吹雪に導かれた見知らぬ若い夫婦がその子に気づいて抱き上げ、
 大事そうに連れて帰ったのを見届けた桜は力尽きて眠りに落ちた。
 気が付くとその子を我が子として育てる事にしたらしい若い夫婦は、
 毎年春に
その子を連れて、まるで成長を見せるかのように花見にやって来る。
 しかし狂い咲いた桜はその後は花も咲かせられず、
 朽ちつつある木として間引かれる一本にされてしまった。
 そんな事情も知らずにその子は今年も無邪気に夫婦と共に逢いに来て、
 桜の木に頬を当ててこの一年のあれやこれやをお話してくれる。
 来年はもう伐採されていなくなる古木の桜の最後の春の話し。

 今年の桜は全般に元気がなかったように感じたのは自分だけだろうか?

  "snow flake"は二度目。やはり名曲ですとの確信メッセージを多く頂戴しました。
 アンコールでご披露した紺野あずさ先生作詞の"高知城の桜~おしろのさくら~"は
 歌い込む程に深く伝わって行く感覚がありますね。
  "Real Road"、"Tokyo City Lights"、"主のない部屋"と新旧隔てないご支持に感謝。



 【所感】
 随分と間が開いてしまった2026年の初LIVE。
 そして今からは7/11(土)の六本木LIVEに向けて始動します。
 終わりは決めないで、とにかく7月はやる。その先は判らないですけどね。
 最近毎回言っていますが、いつどのLIVEが最後になっても不思議はない。
 だからどのLIVEでも後悔の残るステージだけにはしてはならない。

 限られたLIVEの中でも毎回新曲を生み出して発表すれば、必ずどれかの曲を削る。
 あんなに苦労して丹精込めて作り上げた曲達なのに、この世に産み落としても
 披露されるのは1~2回?それが最近は少し苦しくて辛く切ない。
 かと言ってじゃあ新曲無しでもLIVEを充分に組み立てられるからと、
 新曲を作らずにLIVEをしたら・・・もう自分のLIVEではない。
 あっという間に時代にも取り残されるだろう。

 答えは解かっている。この辛さや傷みとは向き合うしかない事。
 それが音楽と向き合い、自分と向き合い、生き方と向き合い、
 お越し戴けるお客様に胸を張って報いる唯一の方法であることも。

 7月の下旬にまた半年に一回の持病の経過観察の検査を受ける。
 よって7/11はLIVEをする。この目先の目標が険しいようで今は尊い。
 やるからには言い訳もしないし、出来得るBestを尽くす。

 春のLIVEは桜散らしの春の嵐の夜に、吉祥寺の老舗"曼陀羅"でやり切れた。
 その後諸々と体調を崩して快復に2週間かかった。
 手術後に減った体重がまた3㎏落ちた。
 病の渦中ではメンタルも弱る。
 でも体調が戻れば7月のLIVEに向けて、今からやるべき課題が山積している。
 田野如きを待っていて下さるお客様と、田野如きを支えて下さる仲間がある。
 それらは間違いなくモチベーションである。やはり田野は幸福なのである。

 雨に濡れながらも駆け付けて下さったお客様。来れずとも祈りの念を送ってくれた皆様。
 まつむらあきひろさん、モリヤミヤウチさん。曼陀羅のスタッフの皆様。
 今宵もありがとうございました。夏にまたお逢いしましょうね♪


                                 田野ユタカ